たいら

店主日記

盆提灯

鬼の宿る木

槐(えんじゅ)という木をご存知ですか? 木へんに鬼と書いて槐。 その樹には「鬼」が宿り   他の鬼が寄りつかない、   災いを寄せ付けないといわれています。 塗装をかけると神秘的な色合いを現し、 光源の種類や角度により濃淡が変化します。 また、「延寿」という漢字があてられることもあり、 病魔を払う長寿の木として、 床柱にも利用されています。 古く仏教の伝来とともに日本に入ったといわれる銘木で、 厄除けや魔除けのいわれがあることから、 古来より中国では尊貴の樹とされており、 周の時代の宮廷の庭には 3本のエンジュが植えられていて、 朝廷の最高位にある三公は それに向かって座ったといわれています。 木地師輝松作 純国産銘木行灯シリーズ より 「槐(えんじゅ)」 人形のたいら www.taira.co.jp

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盆提灯

自然の芸術 縮み杢

前回に続き 木地師輝松作 純国産銘木行灯シリーズの中から 「栃(とち)」をご紹介します。 「トチ」はトチノキ科トチノキ属の落葉広葉樹。七葉樹とも呼ばれ 木肌がきめ細かくて美しく、加工性も良いため、 家具・建材・楽器・茶道具・彫刻材など 多岐にわたって使用されています。 種子(栃の実)はとち餅として食用にされます。 大径の樹の樹皮から少し内側を柾目挽きすると、 まれに表面が波状に縮(ちぢ)んで見える杢目が現れる これを称して縮み杢と言います。 「栃といえば縮み」「縮みと言えば栃」と言われ、栃の命ともされています。 通常の真直な木目と違い、光の当たる角度によって絹のように光沢が変化する、 非常に稀有で美しい杢目です。 装飾的な価値が非常に高い行灯です。

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