槐(えんじゅ)という木をご存知ですか?
木へんに鬼と書いて槐。
その樹には「鬼」が宿り
他の鬼が寄りつかない、
災いを寄せ付けないといわれています。
塗装をかけると神秘的な色合いを現し、
光源の種類や角度により濃淡が変化します。
また、「延寿」という漢字があてられることもあり、
病魔を払う長寿の木として、
床柱にも利用されています。
古く仏教の伝来とともに日本に入ったといわれる銘木で、
厄除けや魔除けのいわれがあることから、
古来より中国では尊貴の樹とされており、
周の時代の宮廷の庭には
3本のエンジュが植えられていて、
朝廷の最高位にある三公は
それに向かって座ったといわれています。
木地師輝松作 純国産銘木行灯シリーズ より 「槐(えんじゅ)」
人形のたいら
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