盆提灯について
亡くなられてから四十九日法要が終わったあと、はじめて迎えるお盆を「初盆・新盆」といい、親類や知人があつまり丁寧に供養をするのが習わしです。 初盆には、親戚や子供、親しかった友人から故人の精霊を慰める供養の意味で「盆提灯」を贈り、おそなえする習慣があります。 故人がはじめて迎える初盆には、そのかたに対して新しい提灯を用意します。 盆提灯は、お盆に故人の霊が迷わず帰って来る目印として毎年飾ります。 提灯は精霊送迎の意味だけでなく、精霊にやすらかに成仏してほしいという祈りと、生前のご恩にたいする感謝の気持ちをこめた、たいへん心のこもった先祖供養のあらわしかたです。
ご自身で用意するときも、贈りものにするときも真心こめて選びたいものです。
伝統の技を生かした木地師輝松作の銘木行灯。 40年以上提灯製作に携わっている輝松(木地師)が、原木選びから素材を吟味し、木の持つ魅力を最大限に引き出せるよう、杢目が生きる挽き方や木取りにこだわって作った逸品。 「木」本来の美しさ、躍動感を表現するために尽力し続け、心を込めて一つ一つ丹念に仕上げられた匠の技。これらが織りなす美しい木肌はまさに自然の芸術品と呼ぶにふさわしく、非常に価値の高い行灯に仕上がっております。槐、けやき、栃、画面では伝えきれない上品なただずまいと美しさをぜひ店頭でご確認ください。
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災いを寄せつけない樹とされる。塗装をかけると神秘的な色合いをあらわし、光源の種類・角度により濃淡が変化する。
力強く美しい木目。さらに木目と木目の間にある、小さな笹の葉が折り重なったような杢目―笹杢―が特徴。
光の当たる角度によって絹のように光沢が変化する、非常に稀有で美しい杢目で装飾的な価値が高い。
40年以上提灯製作に携わる。 素材の吟味は原木から始まり、杢目が生きる挽き方、木取りにこだわる。「木」本来の美しさ、躍動感を表現するために尽力し続ける。
盆提灯もまた、時代の変化とともに進化してまいりました。 大内行灯の組み立て部分にワンタッチ機構を採用し、簡単に飾りつけができるようになったことで、木製特有のはじめ固かったり、自然とあまくなったりする心配がなくなりました。 法明燈や回忌灯と呼ばれる提灯は、組み立て不要、箱から出してそのまま飾れて、さらに上品な飾りなのでお客様から大変ご好評いただいております。お初盆だけでなく、その他の法事のときにもお飾りいただけます。LEDの電池ローソク灯に交換すると、さらにすっきり飾れます。 ※家紋を入れることができます。
和室に限らず洋間にも調和し、インテリア照明としても飾れる和モダンな創作提灯。 コンパクトで飾る場所をとらない省スペース提灯。お花の部分がLEDでキラキラ光るグランドルミナス。 胡蝶蘭、ハスの花、菊、牡丹、ユリなど種類も豊富です。 お盆に限らず法事にもご利用いただけますし、そのまま飾っていただいてもいいです。