五月人形・鎧兜のこと

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男の赤ちゃんが生まれて、初めて迎えるお節句(五月五日の端午の節句)を、初節句といってお祝いします。新しく誕生されたお子様が元気に健やかにたくましく成長しますようにと、願いを込めてお祝いする行事です。降りかかる困難にもひるまず立ち向かい勇敢に賢く生きぬく力を備えてほしいそんな願いと希望をこめて飾ります。その子を守ってくださるお守りとして、また縁起物として飾ります。

お節句の飾りは、お子様の成長とともに年齢に応じて関わり方や楽しみ方を変えながら一生そばに置いておくものです。生まれてすぐから、同じ物をそばに置いて一生を過ごせるものは、そう多くはないのではないでしょうか?日本で古くから伝えられてきた文化や行事には、季節を感じたり、癒やされたり、行儀作法や礼儀作法を学んだり、人生を豊かに過ごせる工夫と知恵が詰まっています。

たいらの五月人形・鎧兜

お子さまを迎えられたよろこびや幸せを願う心を伝える大切な贈り物。けして安い買い物ではありませんし何度も買い替える物でもありません。だからこそ「納得のいく品物を見つけたい!」その想いに自信を持ってお応えできるのは全国各地に足を運び、作り手の想い、こだわり、技術を実際に確認した逸品の品揃えがあるからこそ品質や価格はもちろんライフスタイルや飾る場所に合わせた選び方など専門店ならではの豊富な知識と品揃えで納得の品物をアドバイスさせて頂きます。
大将人形や鎧・兜は、材料はもちろん職人の技術、感性が価値に大きく影響します。いい職人さんは材料をケチりません。1年でも長く飾って頂きたいという想いがあるからです。5年、10年、50年とあきない造形の美しさを生み出す感性とそれを形にする技術と長く保つ材料。大量生産のものとはひと味もふた味もちがう、きめ細やかな手仕事の技術の違いをご覧頂けます。

編み目の美しさ

まるで魚の鱗が重なっているように鱗同士の糸の重なり具合がきれいです。編み方は、鎧や兜の基本であり、職人の技の見せ所です。その部分が綺麗かだけではなく、兜のしころ(後ろの部分)などの形状に大きく影響を与えます。

精緻な金物

金物は、細かい鋲一つ一つにいたるまで、精密に作られていますので、グラツキはまったくありません。また金色の金物は特殊金属に銅をメッキしさらに24純金メッキしてありますので、湿気のあるところでも錆びることはありません。

鉢裏の刺し子

写真は兜鉢を裏側から撮ったものです。赤い布に刺し子を施し、浮き張りにしています。後ろ側や裏など見えないところにも丁寧な仕事をしているのが一流の証です。忍緒の結び方も力石甲人・鎧秀作品は本格的です。

弦走韋(鎧のみ)

弓の弦が引っかからないために張られた胴正面の皮のことです。鹿革は繊維が細かく非常に強靭なので、昔から武具に多く用いられました。この写真は鎌倉時代に多く用いられた不動明王の模様です。魔除けの意味をこめたようです。

逆板(鎧のみ)

逆板の役目は、三つあります。両袖の調整機能、心臓部の強固な防御、そして後ろ姿をきれいに見せるためです。弦走韋と逆板は実際の鎧には必ず装備しており、力石甲人・鎧秀作鎧にも省略することなく全作品に装備しています。