生まれたお子様が初めて迎えるお正月<初正月>女の子 羽子板編
今年も少しづつお客様がお正月飾やお雛様を見に来られる時期になってまいりましたので
羽子板についてのおはなしをさせて頂きます。
新しく生まれたお子様が初めて迎えるお正月を初正月といいます。
その初正月の女の子への贈り物として飾るのが羽子板です。
邪気をはね(羽根)のけるお守りの意味として知られています。
羽根に付いている黒い玉にも意味があります。
ムクロジ(無患子)という大木の種で「子がわずらわ無い」と書くので、無病息災のお守りとして贈られます
更に羽子板に描かれている内容にも意味があります。
歌舞伎や日本舞踊の演目を題材につくられた物をご用意しております。
★汐汲み(しおくみ)★
持ち物 : 桶と天秤棒
願 い : 海水を汲む桶、海のように広大な幸せを汲めますように
★道成寺(どうじょうじ)★
持ち物 : 扇
願 い : 末広がり 幸せが広がりますように
★藤娘(ふじむすめ)★
持ち物 : 藤の花のかんざしと唐笠
願 い : 咲き誇る藤の花の下、美しい娘が小枝をかざしながら恋心を踊る可憐な乙女を象徴する演目の特徴から良縁を願う
★浅妻(あさつま)★
持ち物 : 鼓と扇
願 い : 扇子を持ち優雅に鼓を打ちながら唄い愛を語ります。厄を祓い願いが叶う